徒然なるままに仙石線

このブログでは仙石線に関するあれこれを解説、考察などをして行きます。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

仙石線仙台駅・あおば通駅の発車メロディーはいつ導入されたのか

現在、仙石線ではあおば通駅・宮城野原駅・石巻駅で発車メロディーが使用されています。その中で一番最初に使用を開始したのはあおば通駅で、仙石線の仙台駅が地上にあった時のメロディーをアレンジした物が採用されています。あおば駅、旧仙台駅で使用され…

仙石線の快速「うみかぜ」どのような存在だったのか

仙石線では1957年と、東北地方の路線としてはかなり早い段階で快速列車が運用されていました。そんな仙石線の快速には一時愛称が付けられ、それがうみかぜでした。仙石線の伝説の1つとしても挙げられるうみかぜは一体どのような歴史を辿ったのでしょうか。 …

冷房化の過渡期に走った色違いの103系とは

一世代前の仙石線では103系が運用され、晩年は全車がアコモデーション改造を受けた特別仕様で運用されていました。さて、仙石線では一時スカイブルーや第一次アコモデーション改造塗装車以外にもウグイスやオレンジの103系が運用されていました。一体何故な…

仙石線を走った2つの気動車とは

現在、仙石線で運用される車両の殆どは電車による運用で、気動車はおおよそ1時間に1本、高城町より東で運用されるHB-E210系のみとなっています。しかし、仙石線はそれ以前からも気動車が定期運用に就いていました。 キハ110による運用 仙石線で気動車が初め…

205系3100番台M16 乗客を救った奇跡とは の後書き

ご覧頂きありがとうございます。この記事は「205系3100番台M16 乗客を救った奇跡とは」の後書きとなります。 普段であれば終わりに として書く内容なのですが今回は後書きとして私個人の思いも含めた記事となっています。さて、今回のM16の記事を書く要因に…

205系3100番台M16 乗客を救った奇跡とは

205系3100番台の中で、16番目に入線してきた編成がM16編成です。両先頭車が元埼京線、中間車が元山手線という仙石線内ではオール山手線と並ぶ一般的な編成の一つですが、同編成が起こした奇跡というのをご存知でしょうか。今回はその時の奇跡、そして東日本…

みちのく美人と呼ばれた電車

現在の仙石線の前身でもある宮城電気鉄道は当時の地方私鉄でも積極的な経営を行っており、阪急等でも見られた沿線開発に力を入れ、松島海岸や野蒜海岸の開発は今見ても目を見張るものであったと思います。車両面に関しても早い段階で半鋼製車両が投入される…

仙石線の色はどのくらいあったのか

仙石線はおよそ100年近い歴史を持つ路線ですが、その間にも車両は大きく変化して行きました。現在は青と水色の帯を纏う205系が主力を務める仙石線ですが、昔はどのような色の車両が運用されていたのでしょうか。今回は仙石線に移行した戦後の車両に絞って見…

JRグループ初の実用化だった2Wayシート車 どのように使用されたのか

M2〜M5編成とM8編成の石巻寄りの先頭車にはこの5編成だけの特徴としてロングシートとクロスシートを転換出来る可変座席(所謂デュアルシート)が採用され、JRではこれを2Wayシートと呼称しています。現在はロングシートに固定されている同座席ですが、どのよう…

マンガッタンライナーが歩んだ20年

2003年3月22日に205系3100番代の中のM8編成を用いて初めて登場したマンガッタンライナー。今年2023年3月22日を以って登場から20年を迎えました。この短いようで長い20年という歴史をマンガッタンライナーはどのように歩んできたのでしょうか。 地域活性化の…

ご挨拶

つれづれなるままに、日暮らし、硯に向かひて心にうつりゆく由なしごとを、そこはかとなく書き付くれば…。これは兼好法師筆の随筆である徒然草の序段です。徒然草は無常観の思想に基づいて筆者が見聞した話を紹介していく…ざっくりと言えばこのような物でし…