徒然なるままに仙石線

このブログでは仙石線に関するあれこれを解説、考察などをして行きます。

仙石線歴代車両の在籍両数はどれくらいなのか

仙石線では国有化後,現在の主力である205系まで基本は首都圏から転用された車両が基本となっておりかつ本数を比較的多く抱える路線である為比較的多くの両数が所属していました。その両数は一体どのくらいの両数だったのでしょうか。

歴代車両の両数とは

今回も,以前にも紹介した歴代車両の在籍年数と同様に戦後,特にモハ800形以降で見ていきたいと思います。尚,両数はその形式の最多の両数がいた時期と致します。

・モハ800形族 11両(宮電時代に新製7両に国有化後に国鉄が購入した4両) 1937〜1964

・クモハ11・12族 41両(クハ16・クハニ19含んだ両数) 1947〜1967

・クモハ41 3両 1963〜1966

・72系 67両(そのうち970番代は20両在籍) 1966〜1985

・クモハ54・クハ68 12両(70系中間車含む) 1967〜1977

・103系 72両(第二次・第三次転用車の両数,第一次転用車は64両) 1979〜2009

・101系1000番代 4両(豊田からの借り入れ) 1986〜1987

・105系 4両 1987〜1998

・205系3100番代 76両(M19編成は南武線から再転属) 2002〜

・HB-E210系 16両(北ココ所属) 2015〜

このように纏めて比較してみると,72系以降の仙石線主力車両の両数が多くなっており72系,103系,205系が60両以上仙石線に所属していました。仙石線の歴史上でも最も多くの車両が在籍したのが205系で2004年までに導入された18編成72両と,多賀城駅高架化に伴う車両不足解消の為に復活したRT-235編成を置き換える為に導入された1編成を合わせた19編成体制で,計76両が最大で在籍していました。

終わりに

全体で比較してみると,仙石線管理所発足以前の所有は48両前後だったようですが,発足後から現代まではおおよそ60〜70両の所有となっているようです。もし今後後継車両が登場するならば概ね60〜70両前後の配置となりそうです。