徒然なるままに仙石線

このブログでは仙石線に関するあれこれを解説、考察などをして行きます。

205系3100番台はいつまで残ると考えられるのか

鶴見線で運用される205系1100番台が2024年3月までの全廃が確実となり、南武支線も基本的に運用はE127系へ統一し205系は予備車化した今,JR東日本で日常的に205系を見る事が出来る路線はいよいよ仙石線のみとなりJR東日本で長年に渡り運用された最後の国鉄型通勤電車、205系の終焉がすぐ近くまで迫っています。では、205系3100番台はいつまで生き残ると考えられるのでしょうか。

これまでの淘汰計画の歴史

2020年6月頃、京浜東北線・横浜線用のE233系をE235系淘汰により各地へ転用させる計画が浮上します。この時点で導入計画のある地域は房総地区都市区間、高崎ローカル地区、甲府・長野地区が挙げられましたが,この中に仙石線がありました。この情報は信憑性も高く、導入年は2024年からという事でここで205系はリタイアするのだと思われました。しかし時期はコロナ禍真っ只中。年を超える時期にはこの計画は白紙となったという説が濃厚となります。実際京浜東北線のE233系にワンマン設備搭載計画がある事が明らかとなり同車は引き続き使用、他線への転用計画は白紙になった事が確実視されます。しかし2021年,労働組合の資料から仙石線へE131系を導入する計画があるという事が明らかとなります。この表記は後に新型車両と書き換えられたものの仙石線にそう遠く無い内に新型車両が導入されるという情報が明らかとなります。丁度この時期に相模線・日光・宇都宮線へのE131系導入が決定しており信憑性は前回よりも十分と言えました。しかしこれ以降計画は動いておらずそのまま現在に至っています。

同車はE131系で最初に導入された房総地区用。現在205系の淘汰は主にE131系によって行われています。

2024年が山か

では本格的に置き換えが始まるとしたらいつになると考えられるのでしょうか。まずヒントとなるのはE233系時に提示された2024年という年号でしょう。この時に明確に提示されており本格的に置き換えを行うならそう極端に変えないでしょうから、この時期が適切なのかもしれません。2024年にはE131系1000番台の導入も終わると思われますので,この時期に仙石線向けのE131系が製造開始・導入されてもおかしくないと思われます。私なりの考えとしては淘汰が開始されるのは2024年からだと思われるのです。また,置き換え完了も相模線や日光・宇都宮線,鶴見線の例を見ても1年以内か一気に置き換え切っています。仙石線は車両数も多い為相模線と同じように両車が共存する時期が見られると思われ、置き換え完了も2025年であると考えられるのです。

終わりに

仙石線における交代劇が始まるかも知れない今,このように置き換え時期を考察してみました。しかしこのように考察していると今まで当たり前だった日常がもうすぐ終わってしまうと考えると何処か寂しさを感じてしまいます。