徒然なるままに仙石線

このブログでは仙石線に関するあれこれを解説、考察などをして行きます。

仙石線の2024年を振り返る

早いもので2024年もいよいよ本日で終わり,いよいよ明日からは2025年を迎える事になります。さて,今回は2024年の仙石線について1年を振り返ってみたいと思います。

205系3100番代3編成目の廃車

2024年における仙石線関連の出来事といえば真っ先に挙げられるのが205系3100番代M4編成の廃車でしょうか。M4編成は2022年のダイヤ改正による運用数の減少によりそれまでの予備車2本体制から3本体制とな予備車が過剰な状態となっていました。改正から2024年までのおよそ2年間はそのままの状態が維持されていたものの,いつかは減らす時が来るもので,遂に4月18日,検査期限が最も近かったM4編成が余剰車として廃車対象に選ばれたのです。最期のM4編成は連結器があおば通方のクハ204のみが交換されており,クハ205の方は交換されておらずこの状態から廃車回送と見る方も一定数いたようです。4月19日に郡山総合車両センターに到着の後20日に正式に除籍されました。5月25日には鶴見線のT13編成と共に撮影会が行われましたがその後は編成を組み替えられ8月に解体が完了し現在ではM4編成の見る影は無くなってしまいました。この廃車は205系3100番代では3編成目,震災関連廃車以外では初でありまた郡山で解体された初の205系3100番代でもありました。

SATONOが仙石線で営業運転を開始

M4編成が廃車になるという出来事がありましたが,その一方で明るい話題もありました。12月7日より小牛田運輸区所属の波動用気動車HB-E300系SATONOを使用した臨時快速「だてSATONO」が運転を開始しました。この列車は仙台〜女川間で運行され,下りは東北本線と石巻線を経由して上りで仙石東北ライン経由で仙台に戻るというダイヤが組まれました。以前にもSATONOが仙石線に入線し試運転を行っていた為仙石線・仙石東北ラインを使用した臨時列車が運転されるのでは無いかという示唆はあったものの,この度満を持して運用を開始した形となります。仙石東北ライン経由の臨時列車は今回のだてSATONOが初で今後も仙石東北ライン経由の臨時列車が一定数運転される事が想定されます。SATONOはATACSが搭載されていない為東塩釜〜あおば通間での運用は無いと思われます。

E131系導入を発表

2024年も末に入った12月24日には待望の新型車両導入が正式に発表される事となりました。現行の205系3100番代を置き換えるのはE131系。首都圏に残っていた短編成の205系の大半を置き換えたE131系ですが,JR東日本における205系の実質的最後の牙城である(南武支線の浜4編成は予備車扱),仙石線への導入が正式に決定したという事です。このE131系は,他線区からの転属ではなく仙石線への新製導入。仙石線へ新型車両が直接導入されるのは72系970番代以来50年ぶり,完全新造車となれば宮城電気鉄道が発注し国鉄が購入したモハ800形の811〜814以来79年ぶりとなります。このE131系はそれまでのE131系とは全く異なるスタイルを持ち前面はダミーの貫通扉もない完全非貫通スタイルとなりそれまでのE131系とは全く異なる顔つきとなる予定となっています。導入本数は14本56両。現在の16本64両よりも減る事となり減便は避けられないようですがどう切り抜けるのでしょうか。

参考:宇都宮・日光線に配属されている600番代。

終わりに

今回は今年起きた仙石線関係の出来事の3つの大きなトピックを纏めてみました。2025年は仙石線の仙台〜西塩釜間100周年を迎えることとなります。来年の仙石線どのような物になるのでしょうか。